[2003.11.04]
  解決策


 ▼ティム・オライリー「iTunesはネットワーク・ソフトウェア革命をリード」(WIRED NEWS)
  http://www.hotwired.co.jp/news/news/business/story/20031030103.html


 たとえ,ほかの誰よりも「好きだ」と思っていても,言葉に,想いを伝えるカタチにしなければ,なにもないのと一緒。だから,その想いを投げ込め,つながりへと,ネットワークへと。それが解決策。

quote:テクノロジー関連の出版社,オライリー&アソシエーツ社のオライリー社長の云うソフトウェアの未来とは,iTunesだ。遠からず大半のアプリケーションは,ほかのコンピュータや機器に接続するようになる。ネットワーク接続していないワープロや表計算などの単体で動くソフトという旧来の考え方は時代遅れになりつつある。

 アインシュタインは光量子論や一般相対性理論とイコールでとらえられるが,でももっと,彼の頭のなかにはなにかがあったのかもしれない。ただ,発表する機会がなかっただけのものがあったのかもしれない。仮説のまま頭のなかで思考を繰り返し,明確な立証を得ようと思ったまま,眠ってしまった重要な理論もあったのかもしれない。旧式の考えでは,そこで途絶える。

 ではネットワーク式の考えではどうなるのだろう? すべての進行中のプロジェクトも日の目をみることになるし,ユーザーが許せば修正,変更,助言も可能となる。それが,学問の,文化の,作り方となる。そのためには,すべてがそこに集まっている必要がある。ほかの研究結果も,理論も,文学も,詩歌も,音楽も,映画も。いまの学問と文化の閉塞状態を打ち破れるのは,そのネットワーク式の世界が実現したときだ。それまで,人間はなにも作れぬまま,なにも生み出せぬまま,新しい世界を夢みるだけで過ごす。出てくるのは,過去にあったもののリメイク,リピートだけ。だからいまから,コピーしたテキストも音楽も動画も,すべてネットワークに放り込め。そのすべてが,あしたとなるのだから。それが次の,いままでにない世界を作る解決策となるのだから。


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